17日目 1年間の日の出、日の入り時間のテーブルを作る
日の出日の入りの1年間分のテーブルを作ってみて、前日差を観察してみた。
ほとんど小学生の自由研究の類いだ。おそらくは昨今の小学生であれば、低学年でもこの程度のPythonはあやつれるのだろう。
大人よりも時間をたっぷりもった小学生がうらやましい。
ちなみに、わたしは文系で高校数学の素養はまったくない。だが、SFが好きで、高校の地学は全校トップ(といっても選択者は10人程度だったはず)だった。
3月の日の出と日の入りの時間
日の出は86秒ずつ早くなる。日の入りは50秒程度で遅くなる
9月の日の出と日の入りの時間。
日の出は45秒程度で遅くなる。日の入りは90秒弱で早くなる。
1. 日の出と日の入りの前日差は、春分が最大86秒だが、秋分では最大89秒で不均等である。
2. 春分では日の出の前日差(86秒)のほうが、日の入りの前日差(51秒)より大きいが、秋分では日の入りの前日差(89秒)のほうが日の出の前日差(46秒)より大きい。
3. (前日差の揺らぎは、秒未満の差違と推察される)
「秋の日はつるべ落とし」といわれるが、「春の日はどんどん早くなる」という類いの慣用句は有名ではなさそうだ。秋の日の入りの時刻は加速度的に早い。だから「秋の日はつるべ落とし」という慣用句が生まれたのだろう。
次の謎の見えるかは、経年で日の出時間は変化するのか、である。
地球の公転がとまらないか、不安で仕方がない。
では。